【クレジットカード|金貸しのいろいろ】

クレジットカードの本質は借金

意識していない人も多いですが、クレジットカードも一種の借金です。

 

引き落とされるまでの間、お金を借りてモノやサービスを買っているのと同じです。

 

キャッシングとなると、見た目にもあからさまな借金です。

 

クレジットカードについてまとめました。

 

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クレジットカードの利用法と借金

クレジットカードの支払い方法は複数あります。

 

最もスタンダードなのは一括払いで、初期のカードはこれだけでした。

 

クレジットカードの本質は借金ですが、一括払いなら翌月に全額を用意しないといけないので、あまり大きな買い物はできません。

 

つまり、支払いが1カ月ずれるだけで、現金払いに利用感覚が比較的近く、利用に一定の抑制がかかります。

 

しかし、次に分割払いが導入されるとかなり抑制が取り払われることになりました。

 

リボルビング払い

極めつけはリボルビング払いで、これの導入により、利用枠いっぱいで高金利を払いながら毎月買物を続ける人が増えました。

 

気づいていない人も多いですが、リボ払いの利息は15%くらい(2017年現在)で、消費者金融とそんなにかわりません。

 

15%というのはリボ払い残高が100万円以下なら利息制限の上限より下ですが、100万円以上なら上限いっぱいです。

 

意識せずに消費者金融に限度額いっぱい借り続けるのと変わらない生活をする人が増えてしまったのです。

 

この状態で収入が落ちてくると、たちまち返済のために他社での借り入れて多重債務者となり、さらに支払い不能に陥って債務整理、といった借金地獄に転落していく場合も出てきます。

 

キャッシング

さらにキャッシング枠というズバリ現金を引き出せる機能がついたクレジットカードも登場しました。

 

これはもう、見た目にもあからさまな借金です。

 

ATMで引き出せるだけでなく、最近はネットで指示を出して振り込めるものもあります。

 

消費者金融で借りるのが怖い人も、クレジットカードのキャッシング枠なら安心して使ってしまいます。

 

しかし、グレーゾーン金利が廃止された今では、金利にそれほどの差はない。

 

キャッシングは便利ですが、借金に慣れていく第一歩でもあるのです。

 

クレジットカード枠の現金化

リボ払い枠とショッピング枠を限界いっぱいまで使い続けるのは不健全ですが、まだ合法の範囲です。

 

しかし、換金目的でショッピングをすると、これはもうカードの規約違反です。

 

具体的に言うと、商品をクレジットカードで買い、それを転売して現金を手に入れるということです。

 

これは「クレジットカード枠の現金化」と呼ばれています。

 

購入価格はカードの引落日には支払わねばならないので、その日まで借りている借金にほかなりません。

 

一方、転売価格は購入価格よりかなり安くなるのが普通なので、両者の差額は利子に相当します。

 

利率は年利に換算すると確実に利息制限法の上限を大幅に超える違法な暴利になります。

 

クレジットカード枠の現金化は、金利先払い方式の違法な借金にほかなりません。

 

これの専門業者がいますが、一種の闇金です。

 

手を出すと借金地獄にますます深く嵌るだけでなく、発覚するとカードが使えなくなり、他社での新発行も受け付けてもらえなくなります。

 

間違っても関わらないことです。

 

クレジットカードの歴史

最後に参考のためにクレジットカードの歴史をまとめました。

 

1950年に世界初のクレジットカード専業会社ダイナースクラブが米国に誕生します。

 

創業者が財布を忘れてレストランに行って恥をかいたのが誕生のきっかけというエピソードが広く語られていますが、PR用の作り話という説もあります。

 

また、クレジットカードと同じ機能を持つ各種のマイナーなサービスが、これ以前に存在していたという説もあります。

 

が、クレジットカードの起源はダイナースクラブカードというのが一応の定説になっています。

 

ただし、この時のクレジットカードは紙製で、冊子のような体裁でした。

 

それから10年後の1960年、富士銀行(現・みずほ)と日本交通公社(現・JTB)が日本ダイナースクラブを共同設立して、翌1961年に日本初のクレジットカードを発行。

 

同社が3年後の1963年に発行したクレジットカードは、世界初のプラスチック製でした。

 

同時期に日本信販と三和銀行(現・三菱UFJ)がJCBの前身を設立し、ほかにもカードの発行が相次ぎました。

 

1964年の東京オリンピックをめがけて、日本の決済システムが急速に進化した時代でした。

 

1970年代、アメリカではVISA、マスターカード、アメックスなどが主流になります。

 

そして日本のカードとの提携例が増え、日本のクレジットカードが海外でも使えるようになってきます。

 

すなわち、1970年代はカードの国際化が進んだ時代だといえます。

 

また、カードの電子化が始まった時代でもあります。

 

磁気ストライプが入ったのは1972年から。

 

それ以前は手動の機械で紙にカードを押し付けてカード表面の凹凸の型を取り、宅配便のような伝票を作成していました。

 

このアナログな方法は、カード用の電子端末が加盟店に広く普及するまで、後年も長く使われました。

 

1980年代は、それまでの金融機関系列のカードに加えて、流通系のカードが台頭しました。

 

クレディセゾンやイオンカードの前身がこの時代に登場しています。

 

21世紀を迎えて、クレジットカードの存在感はますます増大しています。

 

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